https://wsj.com/world/middle-east/iraq-prime-minister-says-u-s-l…
イラク首相は、イラクの過激派組織「イスラム国」との戦いを支援してきた米国主導の軍事連合はもはや必要ないとしながらも、依然として米国との強い絆を望んでいると述べた。ガザ戦争でイラクと米国の関係が悪化する中、ムハンマド・アル・スダニ首相はウォール・ストリート・ジャーナルに対し、「国際連合の正当性は終わったと我々は信じている」と語った。スダニ氏は、イスラム国過激派がイラク北部と西部の広範囲を占拠した後、イラク軍が自国の支配権を取り戻すことを指導し支援する目的で2014年に結成された有志連合の離脱期限を設定しなかった。また、スダニ氏は、従うべきだとした新たな二国間関係の下でイラク軍に国内に残留するようイラク軍に助言する米軍の役割への扉を閉ざしたわけでもない。しかし、スイスのダボスで開催中の世界経済フォーラム中の火曜日のインタビューで、スダニ氏はガザ紛争に関する米国の政策に広範な不満を表明した。同氏は、ハマスによる10月7日のイスラエル攻撃以前、西側諸国はパレスチナ人の窮状に見て見ぬふりをしていたと述べ、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に対し、同氏が言う大量虐殺を終わらせるよう圧力を強めるよう求めた。